人材紹介業界|AI x RPA|コラム
人材業界の定型業務はRPAでこんなに変わる(スカウトメール配信編)
Category: 人材紹介業界|AI x RPA|コラム
Date: 2020.05.13
ブログ第8回「求人媒体への情報掲載編」でもお伝えしたとおり、人材業界(人材紹介・人材派遣)では、いかに「登録者数を確保するか」が重要な経営課題です。
そして、その登録者の中から「最適な人材に最適な求人を紹介すること」が、人材会社の最重要ミッションとなります。
●スカウトメールの配信業務
求人ポータルサイトの登録者情報と自社で持っている求人案件をマッチングをして、その対象となる登録者に「スカウトメール」を配信する・・・
これは登録者を確保するために、どの人材会社でも注力している業務です。
人気の人材ともなると、1度に何通ものスカウトメールを受け取ることになります。
適切なタイミングでスカウトメールを出せないと、最適な人材を確保できずに機会損失につながる場合もあります。
ポイントとなるのは、「できるだけ早く」「的確に」登録者と求人情報をマッチングさせスカウトメールを配信する、ということです。
例えば、転職希望者は「現職の仕事が終わってから、深夜に求人ポータルサイトに情報を登録する」ケースが多いため、翌日の朝イチでスカウトメールが配信できれば、非常にタイムリーな対応ということができます。
しかし「目視でマッチングし、メールを手送信する」のはなかなか大変です。
ここでの問題は「スカウト担当者によってターゲットの検索もれが発生すること」、そして「マッチングやメール作成に時間がかかりタイムリーにメールを配信できないこと」が挙げられます。
では、この業務をRPAで自動化するとどう変わるでしょうか?
あらかじめ定めた検索条件を基に、「求人ポータルサイトの登録者データ」と「自社で持つ求人情報」をマッチングし、スカウトメールを自動配信できるようになり、人とロボットの業務を下記のように明確に切り分けできます。
●人は、スカウトメールの文面やマッチングの条件を「考える業務」を行う
●ロボットは、設定された条件に従い、検索&スカウトメールを配信する
求職者の心をつかむための「スカウトメールの文面を考える」、そして、そのメールを「誰に送るのか戦略を考える」事は人にしかできません。
ロボットは、人の考えた設定条件に従い、取りこぼしやミスをすることなく、スカウトメールを配信してくれます。
このように人とロボットの業務を明確に棲み分けることで、業務効率は格段にあがります。
単純に条件設定ができないような個別案件については、人がフォローすることもできます。
また、ロボットから第一報となるスカウトメールを確実に送り、人はその後で丁寧にフォローしていくといった利用法もあります。
RPAを導入すれば、機械的な処理はロボットに任せて、人は「効果測定やより良いプランの策定」に注力することができます。
人にしかできない「考える業務」に集中できることで、スカウトメール配信精度はどんどん上がっていき、結果として登録者増につながっていくことでしょう。
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◆「スカウトメール配信」自動化の導入事例をご紹介しています
●株式会社フルクラム様「担当者の退職を機にRPAを採用。スカウト業務の自動化で成約数が6倍に!」
●株式会社ニュースター様「スカウトメール配信業務をRPA化!面談数300%と大幅伸長」
●株式会社MS-Japan様「人材業界に特化したRPAサービスに切り替えて、思い通りの業務自動化を実現!」
●まとめ:「スカウトメール配信」RPAでこんなに変わる
RPA導入前 |
●求人ポータルサイトの登録者情報と自社で持っている求人案件を目視でマッチングし、メールを手送信する。マッチング漏れが発生し機会損失につながる。 |
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あらかじめ定めた検索条件を基に自動でスカウトメールを配信できる |
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