人材紹介業界|AI x RPA|コラム

導入する会社が急増!?人材業界とRPAの相性とは?

 

様々な業界で導入が急速に進むRPAですが、実は人材業界でも導入する会社が急増しています。

人材業界とRPAはなぜ相性がいいのか、具体的にどのような活用方法があるのかについてまとめてみました。
 
 
 
RPAとは?
 
RPAとはRobotic Process Automationの略で、
簡単に言うと、「パソコン上のルールの決まった操作を自動化できるシステム」です。
 
例えば、インターネット上のブラウザの操作や、エクセルのデータの取得や入力といった操作ができます。
また、CSVなどのフォルダ・ファイルの操作、基幹システムの操作も自動で行うことができます。
 
 
人か?RPAか?
 
RPAのコンセプトは、ロボットにできる業務はロボットに任せ、人間は高付加価値業務にシフトするというものです。
 
RPAが得意な業務は「ルール化しやすい」「繰り返しの」業務です。
人間ができれば避けたい「長時間同じで、正確に行わなければいけない業務」は、RPAがまさに得意とするものです。
 
ルーティーン化された定型業務をロボットに任せることで、人間は他のより重要な業務に時間をかけることができます。
 
 
 
なぜ人材業界で導入が進んでいるのか?
 
RPAは金融業界、製造業、地方自治体などと相性がいいと言われていますが、近年は人材業界での導入も進んでいます。
 
理由はとして考えられるのは、大きく以下の3点です。
 
 
・一人で行う作業量が多い
 
人材紹介・派遣業界では、一人で企業側と求職者側の両面を担当し、多忙になってしまうことがあるかと思います。
例えば、決定に向けてのクロージングがある場合には目の前の業務を優先してしまい、本来コンスタントに行うべき求人開拓や求職者の集客に手が回らない、といったことが起こりがちです。
 
 
・定型業務が多い
 
人材紹介業界では、企業の求人情報と求職者の情報などを膨大な数扱うため、それに伴って定型業務も多くなっています。
例としては以下の通りです。
 
 
〇スカウトメールの送信
検索条件を設定し、対象となる求職者にスカウトを送信する業務です。
コンスタントに漏れなく打っていく必要があります。
 
〇求人情報収集&リスト作成自動化(営業アタックリストの作成)
複数の求人サイトの新着求人を検索し、企業名、求人名、給与、仕事内容、電話番号等のデータを取得し、エクセルにコピペする作業です。
 
〇求人ポータルサイトへの求人情報のアップロード
基幹システムに登録されている「求人情報」を求人ポータルサイトに掲載していく作業です。1件1件打ち込むか、CSVにしてからインポートし、修正する必要があります。
 
 
・求職者、企業へのコミットメントが重要
 
人材紹介ビジネスにおけるコアタスクは求職者や企業とのコミュニケーションであり、人はそこにより多くの時間を割けることが理想です。
人同士のやりとりが必要な業務は、システムでは賄えない高い思考力と経験を持った人間にしかできません。
 
 
人材業界は以上のような特徴を持つため、定型業務が得意なRPAとの相性が良く、導入すると大きなメリットがあります。実は、人材業界はRPAで結果が出やすい業界なのです。
これが人材業界でRPAの導入が進む理由です。
 
 
まとめ
 
定型業務をRPAに任せれば、よりコアな業務である求職者や企業へのコミットメントに時間を割くことができます。
人がやるべき業務とロボットに任せられる業務を切り分けることが、生産性の向上に直結します。
 
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人材業界でRPAを活用して、社内の業務効率化だけでなく、クライアントや求職者の満足度もアップさせましょう!
 

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