人材紹介業界|AI x RPA|コラム
1~5名規模の人材紹介会社でもスカウトRPAを活用できるか?
Category: 人材紹介業界|AI x RPA|コラム
Date: 2021.05.20
人材紹介会社様は、1~5名規模がボリュームゾーンだと言われています。実際にさまざまな人材会社様とお話しさせていただく中で、この規模間の会社様が非常に多いと感じています。
RPAは大手の会社しか上手く活用できない、なんてことは一切ありません。
むしろ定型業務が多い人材会社様では、RPAがお役立ちできる部分がたくさんあります。
御社にも次のような課題感はございませんでしょうか。
・定型業務が多すぎてかかる時間が膨大
・多忙になると求人開拓や求職者の集客に手が回らなくなってしまう
RPAは、人の面談中も求人開拓中も、土日祝日や通勤時間帯も、どんな時でも「確実に」「飽きずに」スカウト業務を遂行します。
今回は、人材業界に特化している弊社が、ボリュームゾーンといわれる1~5名規模の人材会社様での効果的なRPAの活用方法をご紹介します。
1~5名規模の人材会社様が抱えるRPA導入の課題
RPAはルールが決まっている繰り返しの作業が得意分野です。
事前に決められたルールに従って、RPAは24時間365日休むことなく稼働し続けます。
実際に1~5名規模の人材会社様からよくいただくものとして、規模感の課題が挙げられます。小規模のため自動化するほどの内容ではない、自動化してどんどんスカウトを打っても求人がたくさんはない、そもそもRPAの面倒を見られる人がいないなど、さまざまな内容を以下にまとめてみました。
Q. 案件数が少なくたくさんスカウトを打てないため、費用対効果が得られるのか。
A. 費用対効果をすぐに得ることは難しいかもしれません。しかし小規模の会社様でも徐々に費用対効果を出していくことは可能です。
RPAでのスカウトの打ち方として、大きく分けて「大量配信型」と「利用領域限定型」の2つがあります。
一般的にはRPAを導入して求職者に対してどんどんスカウトを打っていく「大量配信型」のイメージがあるかと思いますが、実はある程度ターゲットの領域を絞り込んで狭い範囲をRPAで漏れなく攻めていく「利用領域限定型」で成果を上げていくこともできます。ターゲットを正確に絞り込み、自動的に集客することによって、より効率的に確実に案件に合った求職者へアプローチすることができます。
<<「大量配信型」と「利用領域限定型」のRPA活用イメージ 詳細はこちら >>
また、スカウト業務を自動化することによってほかの業務により時間を充てることができるようになります。
例えば、より求人開拓に注力していくことで今ある以上の案件数を確保することに繋がり、さらにスカウトを打っていくことで面談数のアップやその後の決定数アップにも繋がっていくと考えられます。
Q. 集客ができすぎてしまっても、その後のフォローが追いつかない可能性がある。
A. RPAは、求人媒体から条件に合う方を見つけ出してスカウトを打っていきます。
しかし、検索条件にヒットした方全員にスカウトを打つのではなく、1件1件求職者のレジュメをチェックしながらスカウトを打つ・打たないの判定が可能となります。そのため、条件に合った求職者だけに漏れなくアプローチしていくことができます。
<< RPAでスカウトの質を担保する その詳細はこちら >>
また弊社のRPAサービスの場合、1日のスカウト送信数の上限を設定することもできるため、送りすぎてしまうのも防ぐことができます。
Q. そもそもRPAを使いこなせないのではないか。
A. 弊社のRPAサービスは「完全アウトソーシング型」のため、RPAの設定はすべて人材業界に精通した弊社のエンジニアが行います。そのため、人材会社様はRPAの設定に一切触れることなくスカウト業務の自動化が実現できます。
また、弊社の場合RPAを導入いただいた後も定期的にフォローアップを行います。エラーの対応等RPAの面倒はすべて弊社が行いますので、人材会社様は本来の業務に注力いただけます。
一人紹介会社様のRPA活用事例
スカウト業務をRPAに任せることで、人は人にしかできない「人とかかわる業務」により注力することができます。こうした人とロボの分業を上手く行うことで、安定的に集客を行いながらコア業務に注力し、さらに成果を出していただいた会社様の事例をご紹介します。
【導入前の課題】
人材紹介の全業務を一人でやっており、定型業務の定量化とモチベーション維持が困難。
【RPAの導入効果】
・スカウトメールの配信数が300%増加!
・比例して、面談数も300%増加と大幅に伸長!
RPAで取りこぼしなくメールを配信できるようになり安定的な集客状態を確立することで、人は空いた時間を本来やるべき「考える業務」や「コミュニケーションをとる業務」に充てることができるようになります。また課題感としてあった集客に対する不安感も、RPA化によって払拭されていきます。
以下リンクより、本事例の詳細をご覧いただけます。
まとめ
今回ご紹介しました人材会社様はあくまで一部の事例になります。
RPAの活用方法はこれ以外にも多数あり、人材会社様それぞれの課題感によって変化してきます。
弊社の人材紹介業界特化アウトソーシング型RPAソリューション「ROBOTOS for Agent」は、人材業界(人材紹介・人材派遣)に特化してご提供しており、現在大手の会社様から1~5名規模の会社様、エリア特化型の会社様まで幅広くご支援させていただいております。
「自社で考えてみたらRPAはどうなのか?効果があるのか?」とご興味を持っていただいた会社様、ぜひ一度お話しさせていただければと思います。気軽にお問い合わせください。
また、弊社では人材会社様に向けて、定期的に「RPA活用術セミナー」を開催しています。「スカウト業務の自動化」や「求人情報収集&リスト作成」ほか多数コンテンツをご用意していますので、ぜひご参加ください。