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人材業界でも続々導入!広告レポートの自動作成

人材紹介会社様の中には、複数の媒体に広告を掲載している企業様があります。

 

広告の効果を分析するためには、媒体ごとに広告レポートを作成する必要があります。

ですが、日常の業務に加えて広告レポートの集計をするのは大変な作業です。

 

こちらの業務は、定型業務を自動化するシステムであるRPA(Robotic Process Automation)で自動化することができます。

今回は人材紹介会社様向けに、RPAによる広告レポートの自動作成の流れについて事例をもとにご紹介します。

 

 

広告レポートとは?

広告レポートとは、広告を運用した結果の指標を様々な切り口からまとめたデータです。

このレポートから、集客、行動、コンバージョンなどを把握することができます。

 

 

広告レポート作成を自動化するメリット

ここからは、実際の人材紹介会社様の導入事例をもとに、広告レポート作成をRPAで自動化したときのメリットについて説明していきます。

 

ある人材会社様では、Yahoo、LINE、Facebook等の媒体に広告をアップしています。

 

導入前の課題感としては以下の通りでした。

・担当者の方が毎朝出社して、1~2時間をかけて集計                                  

・朝一で確認してすぐ打ち合わせに入りたいが、媒体や扱う数値が多く工数の削減が難しい

・定型業務なのでミスが発生しやすい                                               

 

これらの課題感は、RPAを導入して自動化することで解決されました。

RPAに任せることで、毎朝出社した時には広告レポートが完成している状況を作り出せています。

工数削減はもちろん、自動作成のためミスもなくなりました。

 

では、実際RPAはどのように広告レポートを作成するのでしょうか。

 

広告レポート作成自動化の流れとは?

 

使った広告費と売り上げを集計する場合を例に、広告レポートの自動作成について解説していきます。

自動作成のおおまかな流れは、以下の通りです。

 

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1.集計ページにRPAがログイン

初めに、決められた時間に各媒体の集計ページにRPAが人と同じようにログインします。

 

2.RPAが集計した数字をエクセルに出力する

事前に指定された項目をRPAが自動的に取得し、該当数値をエクセルに転記していきます。

 

3.出力された数値をもとに、あらかじめ組んだ関数で集計

転記したデータから欲しい数値が出せるよう関数をあらかじめ組んでおくと、RPAが数値を貼り付けると同時に計算されます。

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このような流れで、自動でエクセルに広告レポートが完成している状態になります。

 

人材業界では、複数の媒体で広告を出すことも多く、どうしても工数が増えてしまいがちです。

広告レポートの作成は、ルールの決まった定型業務が得意なRPAに任せて、人はコア業務に注力しましょう!

 

少しでもご興味のある企業様は、お気軽にお問合せください。

 

 

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