RPAでできること ～「PCで完結」する「ルール化可能」な業務は自動化できる～

Category: 採用業務(新卒・中途)｜AI x RPA｜コラム　
Date: 2020.09.06

人間がPCの画面上で行う操作を、事前に設定したルールに基づいて自動的に再現できる「RPA（Robotic Process Automation）」。

人間がPCを使って、繰り返し同じ作業をする「定型業務」をロボットが代行できるようになりました。
このロボットが得意とする業務には下記のような特性があります。

●ルール化できること
●PCで業務が完結すること

ホワイトカラーの事務作業の多くは、この２つの特性を満たしていると言われており、将来は「事務作業のおよそ50%」をRPAで実現できると予測されています。

今まで、このような事務作業を自動化しようとすると、大がかりなシステム開発が必要になり、時間もコストもかさんでしまいました。

そのため、「費用対効果が見合わない」という理由でなかなか自動化が進まなかったのです。
例えば、複数のシステムを連携させたり、Excelファイルを組み合わせて使用するような業務では、どうしても人手に頼らざるを得ませんでした。

しかし、RPAの登場により、Windows上で動作しているソフトウェアや、インターネット上の操作など、PC上の操作はそれほどコストをかけずに短期間で自動化することができるようになりました。

例えば、「インターネットで様々な会社の情報を収集し、Excelに入力して営業リストを作る」といったような、定型的で繰り返し継続するような作業はRPAに完全に任せることができるのです。

弊社では、ダイレクトリクルーティングによる採用活動のルーチン業務をロボットが代行する、ダイレクトリクルーティング領域特化型RPAソリューション「ROBOTOS for Recruiter」をご提供しています。

このサービスでは、下記のような作業を自動化できます。

●アプリケーションの操作
　アプリケーションの操作を行うことができます（ブラウザの起動など）

●WEBの操作
　WEBの操作を行うことができます（URL指定でWEBページを開く、ID/PWにてログインする、検索・結果表示する、情報入力するなど）

●EXCELの操作
　EXCELの操作を行うことができます（EXCELを開く、閉じる、カラムの値を取得する、値を設定するなど）

●マウスの操作
　マウスの操作を行うことができます（クリック、ドラッグ、スクロールなど）

●キーボードの操作
　キーボードからの入力ができます（Enter、Tab、コピー、ペースト、文字列入力など）

●条件分岐処理
　条件分岐処理を行うことができます（xxの場合、○○の処理を行うなど）

●繰り返し処理
　繰り返し処理を行うことができます（△△回◇◇を行うなど）

●ファイル連携機能
　SFTP（セキュアコネクション）など、ファイルデータの受け渡しが可能です

●タイマー予約機能
　処理の実行時間を予約することができます

●完了通知機能
 処理が完了した後、処理結果、内容をメールで通知することが可能です

社内の業務を見渡した時に、上記の操作を繰り返し行うような定型業務はございませんか？
RPAを導入することで、人は「コミュニケーションが必要な業務」や「創造的な業務」にパワーを傾けることができ、業務改革は大きく前進すると考えられます。