Interview

社員インタビュー:~21卒慶應義塾大学商学部出身~「仮説を立てそれをいかに精度高く実行していくかが大事」

スタンダードファクトリー小原瑞生

こんにちは。人事の光石です。以前インターン時の記事が掲載されていた21卒の小原 瑞生さんに入社から3年経過しての「今」のお話をうかがいました。「印象に残っているエピソード」「嬉しいと思う時」「身に付いたスキル」「入社前後のギャップ」などについて、聞いてみました。ぜひご一読ください!

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Q:入社時期と現在の仕事内容について教えてください!

2021年4月入社です。インターンからの参画だったので、202010月から社内業務には携わっていました。現在は、エンジニアとして主にRPA領域における新規開発を担っています。

 

Q:これまでの経緯を教えてください。

インターン最初の頃は、社内で行っている様々な業務を、RPAによって自動化することが中心でした。会社のなかに存在する比較的単純で反復を伴うような作業をRPAによって自動化するという業務です。その経験を通じてRPAの設計・製造から運用までの基本的な知識やノウハウを吸収することができたと感じています。

その後、インサイドセールスとして、アウトバウンドコールやセミナー運営、セミナー参加者へのフォロー電話やメールなど、セールス領域の業務にも携わりました。

それからまたエンジニア領域に戻り、社外向けのRPAの設計業務に携わりました。お客様とお話しながら仕様を確認・整理して、RPAの設定をして納品するところまで、一部機能を追加したりしつつ、一気通貫で担当しました。2023年からはチーム単位での案件のスケジュール管理や難易度高めのゼロからRPAを設計していく部分などやってきました。

そして今、冒頭お話したように、より新しいものをつくるところにシフトしてきた感じです。

Q:印象に残っているエピソードはありますか?

アウトバウンドの経験は印象に残っています。数字を分析して実践していくところが面白くもあり難しくもありました。実際に電話をかけて、一日で上手くいったかいかなかったかが数字として見えるので、次はターゲット先を変えたり、連絡する時間帯を変えたりと試行錯誤しました。アウトバウンドの経験は、実践することによるお客様獲得の難しさと重要さ、そして1件の重みというもの感じる経験でした。今はエンジニアとしてやっていますが、フロントでお客様にアプローチするセールス領域の経験ができたことは大きいですね。

 

Q:失敗談ってありますか?

そうですね。RPAAIを組み込んでいくところですかね。文章をAIに読ませて人が扱いやすいように加工することを行っていますが、最初は精度が良くなくて、あれこれ試しました。AIが要約して内容を判断して分類するという工程です。最終的に、その時はRPA側の調整でうまくいきました。

 

Q:仕事をしていて嬉しいときってどんなときですか?

二度目の挑戦でうまくいったときは結構嬉しいなと思いますね。社会人がスタートして、目の前の業務に対峙している際にうまくいかなかったり、効率的にできないこともありました。それが、様々な業務を通じて、経験を積んだり、リーダーとして見なければならない範囲が広がっていたりする中で、見えてくる世界が変わってきました。その中で、当時に感じていた課題を解決するための運用ルールをつくることに着手したのですが、結果、納品コスト抑え、納品スピードを上げ、想定していた運用にのせることができたんです。その時はやってて良かったなと素直に感じました。

 

Q:仕事を進めるなかで、身に付いたと思うスキルや考え方はありますか?

次の一手を考える力でしょうか。エンジニアをやっていると場合によっては不具合が出てしまうこともあります。そこをどうしていくか、次の動きを考える必要があります。昔はそこで思考が止まってしまうこともあったのですが、経験値がアップするのに伴い「じゃあ次はこうしてみよう」の一手が思い浮かぶようになりました。社内外限らず、関係者と話すときに、次どうしていくかの案があると相手も安心すると思うので、今後も磨き続けたい力ですね。

Q:今後の展望は?新しく挑戦したい業務はありますか?漠然とした方向性でも大丈夫です!

エンジニアとビジネスの両面の視点を持つこと。そのためにも、今後も様々な業務に関わっていきたいと考えています。そうすることで、マーケティング・営業・製造・運用などの段階ごとのスキマに生まれる問題を解決する力をつけていけるんじゃないかなと、ビジネス的な視点でのニーズや会社としてやりたいことがあったときに、それを形にできるような人になっていけるのかなと。

 

Q:ところで学生の頃はどんな学生でした?

大学の学部は商学部でした。ミクロ、マクロ観点で経済を見ていくところですね。専門的に学んだところは金融業界です。財務諸表を見て傾向を分析したり、その数字からどんなことが言えるのか、予測できるのかといったことを考えていました。アルバイトは、大学1年生の頃から当社のインターンを始めるまで、教育系の企業の広報で動画を制作していました。大学紹介や合格者インタビューの動画を作ったり、3,4人のチームで企画したり取材にいったりしていましたよ。

 

Q:当時の就活の軸は?

企業規模や業界はあまり意識せずできるだけ様々な企業を見ていました。特にSIerなどのIT企業は特に多く見ていました。ITに興味を持ったきっかけは、先ほどお話したアルバイトの際にITシステムの重要性を実感したことがあります。例えば、社内の情報共有や経費の精算などでどのようなITシステムを使うかによって仕事の効率が変わると気づきました。個人でできる範囲で仕事をより効率的に進めるためにITのツールを導入するなどしていましたが、個人レベルではどうしても限界があるため、法人向けにそのようなシステムやITツールの導入の専門家として関わることに興味を持っていました。

 

Q:当時の選考はどのようなものでしたか?

お客様のビジネスに役立つものを提供することにこだわっており、そのための手段としてRPAなどのITがあるということを強調されていたことが印象に残っています。どうしても「どれくらい大きな案件に関わったのか」や「どれくらいすごい技術を使ったのか」などに目が行きがちですが、私は学生時代にIT業界で働く人やシステムのユーザーの話しを伺う機会に恵まれ、導入の際にシステムとして優れていたものであっても、ビジネスには役に立たないことも少なくないということを知りました。そのため、いかに実際に役に立つシステムを提供できるかということに主眼をおいた会社説明に興味を惹かれたことは今でも覚えています。

Q:当社入社の決め手は?

最終的には感覚的に入社を決めました。決めた段階としては選考の過程ももちろんですが、入社を決める前に何度か代表や社員と話をする機会がありました。その時に代表の渡辺より、今後の方向性、ビジョン、具体的な計画、数値など掲げている目標を具体的に聞く機会がありました。これを聞いた時、自分自身もその実現に向けて挑戦したいと思ったのと、一緒に働いているイメージも湧いたので、入社を決めました。

そしてRPAに興味があったことも理由の一つです。就職活動の際に他社のインターンシップでRPAに関わる機会が何度かあり、RPAがどのようなものなのか大まかに知っていました。他社と比較したうえで、当社の業界特化・完全アウトソーシング・低価格なRPAはとても魅力に感じ、社会の役に立てるものだと思い、こちらも決め手の一つでした。

 

Q:入社前後で何かギャップを感じましたか?

マルチタスクな点ですかね(笑)いかに自分のTO DOを管理していくか。規模が小さい組織なので想定はしていたのですが、実際に働きだすと、自分のTO DO管理が難しいなと。こう話すと不安に思われる方がいるかもしれませんが、安心してください。少しずつ仲間が増えていっているので、細分化、ルール化、仕組み化が進んでいます。ただ、まだまだなところはあると思うので、そこは一緒につくっていってもらえると嬉しいです。

 

Q:小原さんにとって「仕事とは」なんでしょう?

「仮説」と「実行」ですかね。どんな業務でも、仮説を立ててそれをいかに精度高く実行していけるか、自分がどう行動していくかかと。仮説があれば改善もできるし、人からもフィードバックもらえるじゃないですか。

 

Q:仕事終わりやお休みの日は何をして過ごしている?

プライベートではガジェット好きなので、製品発表やPRイベントにお邪魔したりしています。企業のマーケ担当の方や自分と興味関心が似ている参加者の方々との関わりは色んな発見があって面白いです。

ガジェットは触るのも使うのも好きなので、渋谷の街を撮影して、検証したりしています。あとカフェの新規開拓とかも好きです!

 

Q:最後に学生さんに一言お願いします!

就職活動において、数ある選択肢の中から決断を行う必要があると思います。私自身の場合、就職活動した当初、ITやベンチャー企業に興味を持っていました。その後比較的大規模な企業や他の業界など様々な企業を検討し、どのような選択を行うべきか非常に悩みました。しかし、最終的にはITのベンチャー企業である弊社に決めました。このように、最初に持つ興味は選択において重要なのだと気づきました。就職活動の参考にしてみて下さい。

スタンダードファクトリー小原瑞生

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以上です。

今回は、小原 瑞生さんに「印象に残っているエピソード」「嬉しいと思う時」「身に付いたスキル」「入社前後のギャップ」「今後の展望」などついて、話を聞いてみました。少しでも弊社に興味をお持ちいただけた方、是非ご連絡いただけると幸いです。よろしくお願いいたします。